Instagramより
やばい本と出会った「ZEO to ONE〜君はゼロから何を生み出せるか〜」
マイスタ加古川の利用者で、
20代半ばから経営者の勉強会、交流会にも参加。
マーケティングに長けた30代男性が、
「中田さん、この本オススメですよ」と紹介してくれた。
早速、取り寄せてみると、
序文が #瀧本哲史 氏じゃないですか!(◎_◎;)
瀧本哲史
東京大学法学部卒業、東京大学大学院法学政治学研究科助手を経て、マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。
3年で独立し、日本交通の経営再建など着手。その後、「エンジェル投資家」として活動しながら京都大学の客員准教授をつとめるなど、東大の中でも天才と呼ばれていた人らしい。
著書
「 #僕は君たちに武器を配りたい 」
「 #ミライの授業 」
を購入して、この瀧本氏の存在を知った直後、
2019年8月に病にて亡くなった(享年47歳)と下記のリンクで知った時は、めっちゃびっくりした。
Wikipediaでプロフィールを確かめると、1歳上の学年の方というのも驚き。
『フォーブスジャパン 追悼 瀧本哲史さん 30年来の友人が語る「天才の人間性」』
https://forbesjapan.com/articles/detail/29132
その瀧本氏が、この #ZEROtoONE の序文に、
書籍の推薦依頼は『生きている人の本は決して受けない』とポリシーを変更してまで受諾し、わざわざ序文として記している限り、とんでもない本だとわかった。
そして、著者 #ピーターティール は #ペイパルマフィア (決済サービス会社PayPalの創業者たちが、その後、いくつものベンチャーを支援しているのでそう呼ばれているらしい)であり、 2011年 #スタンフォード大学 で受け持った起業の授業を内容をまとめた本ということで、期待は絶頂!
ざざっと半分ぐらい読んだが、
スタンフォードの学生向きなので自頭の良さが要求されるというより、
#アメリカ経済史 、政治の流れ、日本とアメリカの経済摩擦など知っていないと状況がわからないので、どのようにして既存の企業に取って代わる新参企業が生まれたのか、ドットコムバブルなどがどういう要因で起きたのか?20代の人には裏の部分の状況把握が難しいかもしれない。
2014年に発刊された本書だが、
2022年現在のITネット社会が、情報のグローバル化が進んで、中国が世界を支配しようとしているのではないかと世界中の人が危惧している状況、既存のサービスのコピーが席巻しているなど、それほど大きく変わっていないし、
何より、世界のビジネスの本質を解説した切り口は、寸分変わっていない。
独占企業はゼロから1を創生するテクノロジーを作り出し、未来を築いてきた。だから時代の雄に成り得たのだと思う。
既存の焼き直しの2番手ではなく、小さな違い(バージョンアップ)を考えるよりも、大胆なアイデアを計画したり、試作で満足するのではなく販売(あとが大事)も同様に力を入れるべき。
#小さく始めて独占する というのが、現在主流の起業の仕方と異なる部分を説いている。
ティールは起業家、投資家だが、お金主義の価値観を壊そうとしているようにも見える。
#価値創造
説明しようとすると、まだまだ、自分の語彙力の中で表現するのは難しく、
理解度が一定のレベルに達していないが、間違いなくこの本は、『「次の時代」=「ミライ」を自分で考えて生きる』バイブルに成る予感がする良書だと思った。
善き人と出会うのは「縁」と「運」。
良書と出会うのも「縁」だとそう感じた1日でした。
#マイスタ文庫 📕に #ビジネス書 🕴がまた1冊仲間入り💕
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