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起業の科学 スタートアップサイエンス

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ISBN|9784822259754

出版社|日経BP社

著者|田所 雅之

概要|スタートアップが必ず直面する課題と
その解決策を、時系列に整理。
失敗を潰せる「科学的な起業」の教科書。
あなたの失敗は99%潰せる!


日米で複数の起業経験を持つ
アントレプレナーにしてベンチャー投資の経験もある
著者が、自分自身の起業経験、投資経験を踏まえて
「科学的な起業」の考え方を時系列でまとめました。

これまでの起業での自らの失敗も踏まえ、
どうすれば起業の失敗を避けられるのか。
著者は、5年前から研究に着手しました。

そのために集めた情報は膨大です。
◎1000人以上の起業家、投資家を取材
◎起業に関する理論書と、起業家の自伝300冊を熟読
◎起業家のブログ500本、講演動画1000本を解析

その研究成果をまとめた1750枚のスライド、
「スタートアップサイエンス」は、
全世界で約5万回シェアという大きな反響を呼びました。

このスライドの内容を基に大幅加筆したのが本書です。

従来は、スタートアップが成長する過程で、
いつ、何を達成すれば目標に向かって前進できているのかを
確認できるものさしとなる情報がほとんどありませんでした。

もし、スタートアップの成功に有用な情報があったとしても、
様々な書籍やブログ、動画などそれぞれのパッケージの中に
散らばっていました。情報を探すにも、読み込むにも膨大な時間が掛かり、
忙しい起業家にはなかなか活用しにくいものでした。

そこで、本書では、起業家がカスタマーから熱烈に愛されるプロダクトを生み出し、
スケール(事業拡大)できるようになるまでの考え方を20ステップで整理しました。

アマゾンやフェイスブックのような『大成功するスタートアップ』を作ることは
アート(芸術)かもしれません。でも、この本で示した基本的な型を身につければ
『失敗しないスタートアップ』は高い確率で実現できるのです。

≪主な内容≫
第1章 IDEA VERIFICATION(アイデアの検証)
第2章 CUSTOMER PROBLEM FIT(課題の質を上げる)
第3章 PROBLEM SOLUTION FIT(ソリューションの検証)
第4章 PRODUCT MARKET FIT(人が欲しがるものを作る)
第5章 TRANSITION TO SCALE(スケールするための変革)

◆読売新聞書評 経済学者・東京大教授:柳川範之氏「一つの選択肢として」

起業と聞いて、どんな印象をもたれるだろう。
自分から会社を起こすなんて、どこかの特別な人がやること、とお考えになるだろうか。

確かに昔は、そうだったかもしれない。
しかし今や起業のハードルは大きく下がり、誰にでもそのチャンスがある。
何よりこれからは、人生100年と言われる時代だ。
(実際にやるかどうかを別にして)起業を一つの選択肢として考えられるようにしておくことは、
何歳になっても、いや、ある程度経験を積んだ人にこそ、必要なことだろう。

ただし、そうは言っても、何をどうすれば、起業ができるのか、
ほとんどの人にとってかなり遠く雲をつかむような話なことも事実。

その状況を大きく改善してくれるのが、本書だ。何をどう考え、具体的に何をしていけば起業が可能になるのか、
どこにリスクや落とし穴があるのか、具体的なステップごとに懇切丁寧に解説がされている。

たとえば最初は、アイデアを出すところから説明が始まる。
誰が聞いても良いアイデアをスタートアップ(起業初期)の段階では
選ぶべきではないといった印象的な示唆や、避けるべきアイデアとはどんなものか等が示される。

そして、製品やサービスのプロトタイプ(試供品)を作成して、
それをどう検証し改善していくか等も語られ、さらに後半では会社を大きくしていく際には何を考えれば良いのか、
ユーザーを定着させるためのポイント等についても具体的事例を用いて解説されている。

著者は実際にシリコンバレーで起業しているし、内外で多数のスタートアップ企業の評価や
アドバイスをしているだけあって、内容は具体的だ。また、多数のスライドも効果的に用いられている。

多くの読者が本書を通じて、どうしたら科学的に起業できるかを学べば、
日本の未来は変わるのではないか、そんな気にさえさせてくれる。
※読売新聞2017年12月17日掲載『本よみうり堂』より

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